栄光のル・マン24時間耐久レース
ル・マンは毎年6月に開催され、通常は午後4時(現地時間)に滑り出しした後、翌日の午後4時のチェッカーフラッグを目指します。
ル・マン24時間レースは4輪で最も有名な耐久レースです。
モータースポーツ発祥の地、フランスで開催されるこのレースは1923年から滑り出しした歴史有る大会です。
ル・マン24時間レースの存在が日本で広く知られるようになったのは1971年公開の米国映画『栄光のル・マン』がキッカケと言われています。
スティーブ・マックイーン主演のこの映画に触発された日本のプライベーターがル・マンに参戦しはじめ、80年代からはトヨタ、ニッサン、マツダ等のメーカーが参戦をするように成ります。
80年代から90年代は日本メーカー、日本人ドライバーがこぞって多数挑戦したこともあり、地上波のテレビ中継(一部ダイジェスト)もおこなわれていました。
当時の日本のメーカーとメルセデス、ジャガー等の欧州メーカーの戦いはとっても見ごたえ有るものでした。
特に1991年、マツダが日本車として初の総合優勝を飾った年は、日本の車ファン、レースファンが大きな歓喜に沸き、ル・マン人気がピークに達した年でした。
残念ながら世界的な景気後退の為に、ホンダのF1撤退や日産のクラブ活動休止等、現在では企業のスポーツ撤退傾向が顕著になっています。
この傾向はもちろん日本国内だけではなく、海外でも見られます。
ル・マンに参加する為には、3人のドライバーのチームでも最低30万ユーロ(約3,600万円)以上がかかると言われています。
その為参加者は企業のスポンサーを見つけ、資金バックアップをしてもらいます。
このル・マンにも、スポンサー撤退の嵐がやってきました。
たとえば、イギリスのロールセンター・レーシングと言うチームは、これまでスポンサーだったドイツの銀行・ドイチェバンクを失いました。
さらに昨年秋以後急落しているポンドの為に、イギリスのチームは台所事情がさらに苦しくなっています。